初戦はダイエーに軍配
日本シリーズ2000 第1戦
 | | 7回表ダイエー1死一塁、松中は右越えに同点アーチを放つ。投手工藤 |
1963年の巨人−西鉄以来37年ぶりに東京と福岡のチームが対決した日本シリーズ第1戦は、ダイエーがしぶとく先手を取った。昨季までチームメートだった巨人・工藤に6回まで3安打に抑えられていたが、7回、松中のシリーズ初本塁打で追いついた。9回にはニエベスがシリーズ史上25人目(27本目)となる代打本塁打を放ち、決勝点を奪った。ダイエーは中日と対戦した昨年のシリーズ第3戦から4連勝となった。巨人は89、90、94、96年に続き、出場したシリーズで5回連続して第1戦を落とした。
◇第1戦=ダイエー1勝 東京ドーム43,848人
ダイエー 010 000 202|5
巨 人 210 000 000|3
<勝>吉田1勝<S>ペドラザ1S<敗>槙原1敗
<本>松井1号[2](若田部)城島1号[1](工藤)
松中1号[2](工藤)ニエベス1号[1](槙原)
◆第1戦の主な記録
▽1試合最多三振合計21(巨人12、ダイエー9) 9回の試合の新記録
通算成績
▽最多奪三振94 工藤(巨) 歴代1位を更新中
○…ダイエーが持ち前の粘りを発揮した。2点を追う7回、松中が工藤の内角寄りの直球を右翼席へ同点本塁打。勢いに乗って9回は先頭の代打、ニエベスがこの回から登板した槙原の内角直球を右翼席へ勝ち越しの本塁打。さらに秋山の適時打が続いた。その裏、ダイエーは抑えの切り札、ペドラザを投入して2点差を守った。
巨人は序盤、先発の若田部を捕らえて松井の先制の2点本塁打や仁志の長打で優位に立った。しかし、その後はダイエーの小刻みな投手リレーにかわされた。特に6回の無死一、二塁を逃したのが響いた。 |
(10月21日)
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