日本シリーズ

斎藤隆が完封、ハマ連勝

 1998年プロ野球日本シリーズの横浜―西武は19日、横浜スタジアムで第2戦があり、横浜が先発・斎藤隆の力投で4―0と完封勝ちし、対戦成績を2勝とした。横浜の日本シリーズの連勝は、初出場で4連勝した60年(当時大洋)と合わせ「6」に伸びた。斎藤隆は直球を主体にていねいに緩急をつけ、西武打線を散発3安打に抑えた。シリーズ初登板での無失点勝利は、90年の渡辺智男(西武)以来9人目。味方打線も序盤から着実に得点して援護した。西武は93年のシリーズ以来の開幕2連敗。観衆は2万9076人。第3戦は舞台を西武ドームへ移し、21日午後6時20分から行われる。

横浜・斎藤隆
完封で西武を下し、ガッツポーズをして喜ぶ横浜・斎藤隆
◇第2戦・19日(横浜)横浜2勝
西武 000 000 000|0
横浜 100 020 10×|4

<勝>斎藤隆1試合1勝
<敗>豊田1試合1敗
<本塁打>石井琢1号[1](豊田)

 横浜の多彩な攻撃が光った。1回の先制点は機動力。石井琢が右前安打で出塁し、すかさず二盗を決めて鈴木尚の右前適時打へとつなげた。追加点を挙げた5回は強打。石井琢が右越えに本塁打すると、鈴木尚、ローズも高めの球をジャストミートして3点目を奪った。守っては、先発の斎藤隆が緩急をつけた投球で西武打線に的を絞らせず、2回以降は2安打に封じて快勝した。

 西武は攻撃陣が不発。1回無死一、三塁の先制機を得たが松井、鈴木が凡退し、無得点に終わったのが最後まで尾を引いた。

 ●第2戦の主な記録

 ▽ゲーム個人最多タイ安打4 鈴木尚(横)17度目(16人目)
 ▽ゲーム捕手最多タイ併殺参加2 伊東(西)3度目
 ▽初登板初無失点勝利 斎藤隆(横)9度目

 ◆監督はいらないよ──横浜・権藤監督

 第1戦も楽だったが、この日も点を取られないうちに点を取る、シーズン中の横浜のペースだった。斎藤隆が安定しており、あとはしっかり守っていればいいだけなので、安心していた。自分のリズムで投げ、制球もよくて自分の持ち味を出し切っていた。終わってみれば、監督もコーチもいらなかったということです。佐々木の投入? きょう代えたら怒られるでしょう。

 ◆豊田、球数多かった──西武・東尾監督

 (1回に先制機を逃したことについて)まあ、そういうこともある。(先発の豊田は)球数が多かったなあ。(石井の先発の可能性には)どの投手がいけるか、いけないかは、相手との相性も考えないといけないし。そのうちわかるでしょ。

(10月20日付朝刊スポーツ面から)

ボール第1戦の結果  ボール第3戦の結果  ボール第4戦の結果
ボール第5戦の結果  ボール第6戦の結果

 日本シリーズの見どころ
◆投手族、感性の火花──権藤・東尾
◆ストッパー対決──佐々木・デニー
◆リード・オフ・マン対決──石井琢・松井
◆新天地カムバック対決──阿波野・西崎
◆吹っ切れ対決──鈴木尚・西口
◆両チームの今季成績比較
◆展望bb西武に経験、勢い保ちたい横浜


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