豪州が2度目のV
第4回ラグビーW杯
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フランスの防御を引きずりながら突進するオーストラリアのFBバーク(中央)=AP
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【カーディフ(英国)6日=森田博志】ラグビーの第4回ワールドカップ(W杯)最終日は6日、当地のミレニアムスタジアムで決勝があり、オーストラリアがフランスをノートライに封じて快勝、2大会ぶり2度目の優勝を飾った。
オーストラリアは開始1分にフランスにPGで先行を許したが、バークのPGで得点を重ね、前半に6点のリードを奪った。後半も鉄壁の防御で安定した試合運びをみせ、25分にチューン、ロスタイムにもフィネガンがトライを奪い、フランスを突き放した。35得点、23得点差はともに決勝史上最多だった。これで、ニュージーランド(NZ)と南アフリカの各1度を加え、優勝は4大会すべて南半球勢が独占しており、第1回大会以来、2度目の決勝進出だったフランスは北半球勢初の世界一の夢をまた、逃した。
第5回大会は、2003年にオーストラリアとNZで開催される予定。
| ▽決勝(カーディフ) |
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豪 州
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35
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12−6
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12
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フランス
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23−6
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◆防御完ぺき、最先端を証明・・・豪州
拍子抜けするほど、淡々と試合が進んだ。大会最後を飾る独特の緊張感もさほど感じない。終わってみれば、23点差がついていた。それほど、オーストラリアのラグビーは完ぺきだった。
ロスタイム。フランスにとどめを刺すトライを奪ったのは、途中からフランカーに入ったフィネガンだ。ラインアウトから20メートルほど青いジャージーを引きずり、そのまま飛び込んだ。
先発なら、あのパワーは残っていない。18分、20分、そして12分。野球の抑え投手のように、準々決勝から後半の決まった時間帯に投入された。戦術的交代が認められて初めてのW杯で、「スーパーサブ」の役目を完ぺきにこなした。「この2年間、選手が入れ替わったりしたが、結実してうれしい」とイールズ主将。総合力の勝利だ。
防御は危なげなかった。ピンチの芽がのぞく瞬間、群がるようにタックルに入り、ボールを奪い返した。大会を通じて許したのは1トライだけ。優勝チームの失トライの過去最少は、オーストラリア(第2回)の計3トライだから、さらに進化させたことになる。
くしくも、この日、自国で共和制移行の是非を問う国民投票があり、英国女王を元首とする立憲君主制の存続が支持された。ラグビーの世界では、発祥地の英国で、自分たち独自のスタイルが世界の最先端であることを、再び見せつけた。とっくに「女王」へ別れを告げている。
フィナーレ。濃い緑の衣装を着たエリザベス女王の横で、身長2メートルのイールズ主将が優勝杯を差し上げる。偶然にしては、出来過ぎた演出に映った。(森田博志)
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