注目 SO対決
ラーカム(豪)/トライも奪える走力
ラメゾン(仏)/キック安定、運も味方
【カーディフ(英国)2日=森田博志】2度目の優勝を狙う豪州と初制覇を目指すフランスが対戦するラグビーの第4回ワールドカップ(W杯)決勝(6日、ミレニアムスタジアム)は、けがから復帰してきた両スタンドオフ(SO)の出来がカギを握る。豪州・ラーカムとフランス・ラメゾンはともに準決勝の勝負どころでDGを決めて勝利に導いたが、その再現はなるだろうか。
25歳のラーカムは1996年に代表デビューした新鋭だ。SHなどもやっていたが、豪州代表のマックイーン監督に才能を見いだされ急成長した。
しかし、昨季途中にひざに大けがを負い、今年は豪州代表の試合は1試合も経験せず、ぶっつけ本番でW杯に臨んだ。29テストマッチで13トライを挙げており、自ら走ってトライを奪える司令塔でもある。黒いヘッドキャップがすっかりトレードマークになった。
対するラメゾンは、大会前ほとんど注目されていなかった。フランスのSOには、テレビCMに出るほど人気のあるT・カステニェドがいたが、予選リーグで負傷。そこで、CTBもこなすラメゾンに大役が回ってきた。
安定したキックには元々、定評があり、98年は5カ国対抗の全勝優勝に貢献した。昨季はけがでほとんど活躍できなかったが、この夏、再び代表に呼び戻された。あまり日の当たらなかった28歳の中堅選手は、運も味方につけて、世界の頂点を目指す。
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