| ラグビーW杯●スポーツ天国 |
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ジョン・カーワンさん(34)=第1回大会優勝NZメンバー
第1回大会の開幕戦・ニュージーランド―イタリアの後半に、世界の注目をW杯に集めるトライが飛び出した。相手キックオフから、NZはSOフォックスの横に逆サイドのWTBカーワンが参加、カーワンは自陣深くから次々と相手選手をかわし、90メートル以上を走りきった。 「自分たちが世界一と言い続けてきたNZには、絶対に優勝しなくてはならないというプレッシャーがあった。だから、開幕戦でのNZの動きは硬かった。自分も試合前にはプレッシャーを感じたけれど、始まってしまえば、いつものように楽しむことができた。あのキックオフの前、フォックスに『積極的に攻める時だ。さあ行こう』と言ったら、『OK。おれの外に来い』という声が返ってきた。最初はゲインラインを突破したらパスをしようと思っていたけれど、一人目を抜いたら(相手ゴールまでの)スペースが見えた。一人ひとり、ステップでかわし、最後のFBも上半身の動きで相手の体勢を崩して抜いたら、あとはだれもいなかった。トライした瞬間は、素晴らしい感覚だった。疲れたけれどね。あのトライの後、NZはペースをつかんだんだ」 林敏之さん(39)=第1回主将、第2回出場
第1回は3戦全敗だったが、一緒に戦った洞口さん(元新日鉄釜石、故人)に、「いいキャプテンシーだった」と言ってもらったのが印象に残っている。第2回から予選もあり、世界中のラガーが一堂に集まった、という雰囲気があった。英国に留学していたこともあり、顔見知りも多かった。最後のジンバブエに勝ち、気分よかった。その夜、泥酔し部屋へ担がれたのもいい思い出だ。
梶原宏之さん(32)=第2回、第3回大会出場
第3回大会のニュージーランド戦(17―145)は強烈な印象として残っている。試合前、戦争が始まるかのようなオールブラックスの選手たちの顔。開始直後から体を張って襲いかかってくる気迫。日本はウェールズ、アイルランド戦でいい面も出ていたが、この試合で足りないものを見せつけられた。W杯は4年に一度の一発勝負。厳しいが、心からの戦いが出来る、喜びでの場でもある。
(1999年8月14日付朝刊特集面から) |
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