宜野座が浪速の粘りを振り切って準決勝進出を決めた。
ゲームは、宜野座がリードすれば浪速が追いつくという展開。勝敗を分けた延長11回表、宜野座2死一塁から、それまでノーヒットの三番嘉陽が一二塁間を割って一、二塁とする。続く四番山城尚がやや強引に引っ張って一塁線を破る2点二塁打を放ち、決勝点のランナー2人をホームに迎え入れた。
しかしその裏、浪速も先頭の一番大引が三塁線を破り出塁、粘りを見せる。1死二塁と詰め寄るが、宜野座の主戦比嘉祐が三番畑中、四番井上を連続三振に斬って取り、白熱したゲームに終止符を打った。
熱戦となったゆえんは、両校投手の投球と守備力である。浪速の池田―岸本の投手リレーは宜野座打線に12安打を打たれながらも、14残塁とタイムリーを許さない。一方の宜野座の主戦比嘉裕も、落差のあるカーブで12三振を奪い、連投にもかかわらず11回をひとりで投げきった。エラーは両校あわせてわずかに1つ。4強の最後の1校を決めるのにふさわしい戦いだったといえるだろう。
21世紀枠の宜野座が私立の有力校を連破し、準決勝では仙台育英に挑む。