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3校目でも意気盛ん
春の話題校−茨城・藤代

 昨秋の関東大会でベスト4に残った。5枠が定着した関東地区からの選出は、例年なら当確だ。ただ、今回は勝手が違った。決勝が常総学院−水戸商の「茨城対決」になったのだ。

 過去、関東で1県から3校が選ばれたことはなく、準決勝で水戸商に敗れた藤代は難しいという見方もあった。「1回はあきらめ、夏に気持ちを切り替えた」(樋口主将)。だが、1月31日の選考委員会で、地域性を加味しても戦力が抜きんでていると評価され、6年ぶりで1県から3校の出場が決まった。

 遊撃手の野口祥順(現ヤクルト)が3年だった一昨年夏の茨城大会は8強、投手の鈴木健之(現横浜)が3年だった昨年夏は4強。現チームの主力は野口や鈴木を目標にレベルアップした選手ばかり。抑えの市村は、鈴木から「弱気になるな」とアドバイスされ、樋口は不調のとき「自信を持て」と野口に励まされた。

 目指すのは「守り勝つ野球」。1年の夏から3番を打った樋口を1回でも多く打席に立たせるため、1番にした。投手陣は先発の井坂と抑えの市村を中心に斉藤、美馬と豊富。「(打線が)3点は取るだろう。2点に抑えることができれば、勝てるはず」が、持丸監督の胸算用だ。

 初の甲子園となる藤代に比べ、常連校の常総学院と水戸商は準優勝経験もある。それでも樋口は意気盛んだ。「甲子園で、本当の“県1位”が決まる。茨城勢同士で決勝をやって勝ちたい」 (八鍬耕造)

<2001年3月9日朝日新聞より>


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