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5月31日更新
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| 「棒風船」はプロ野球の応援には必需品だ=蚕室球場で
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同じプロ野球でもどこか違う。隣の国でも何かが違う。
5月初旬、いずれもソウルを本拠地とするLGとトゥサンの試合を蚕室(チャムシル)球場に見に行った。スタンドに座ると、この国特有の風物が目に留まった。
まずは「マクテ・プンソン(棒風船)」。2本セットで2000ウォン(約200円)。各球団のチームカラーに彩られた細長い風船で、ファンの必需品だ。試合中はこれを打ち鳴らす音がひたすら球場に響きわたる。応援を先導するのは、男性応援団長と女性チアリーダー4人だ。5人はスタンドに設置されたお立ち台でイニングの合間や好プレーが出るごとに踊り、華やかな雰囲気を創出する。いずれも全球団に共通するもので、応援に強制感はなく、スタンドの一体感は自然とわき起こっている。人と人の距離がすぐに近くなる韓国の特色が現れている感じだ。
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| お立ち台の女性チアリーダーにより、華やかな雰囲気が創出される
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そんなスタンドを、物売りのおばちゃんたちが「ソジュ・メクチュウ・オジンゴ(焼酎にビールにイカ)」と早口でまくしたてながら行ったり来たりする。中には、品物をカバンに詰めて売っている人もいて、これは一般人が入場券で入ってきて商売をしているようだ。こんな雑多な部分を残している土地柄がどこか心地よい。
野球そのものは、基本的に力と力のぶつかり合い。打撃戦が多いのが特色で、今年は5月26日現在、防御率2点台の投手は2人しかいない。
球団数は8チームで、すべて財閥企業が保有している。「ドリームリーグ」と「マジックリーグ」に4チームずつに分かれ、両リーグの覇者が韓国シリーズで優勝を争うが、同じリーグ内の4チームだけで試合をするわけではなく、リーグ間の交流戦もたくさんある。このため、今年のように、ドリームリーグで6割近い勝率のサムソン(三星)が3位なのに対し、マジックリーグでは勝率5割のLGが首位に立つというアンバランスが生じていることもある。
| 中小路 徹 1991年入社。名古屋、大阪の計5年の運動部勤務でサッカーなどを主に担当。99年6月から1年間、韓国・延世大学で語学研修。中学時代からサッカーを始め、ポジションはMF、FW。現在も引き締まった体でグラウンドを駆け回っている。
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