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青空一面にパラシュートの花 陸自第1空挺団が降下訓練始め

2010年1月10日

写真輸送ヘリCH−47からロープで降下する第1空挺団の隊員ら=いずれも1月10日、陸自習志野演習場で

写真空挺隊員を降下させる空自のC−1輸送機

写真空挺隊員を吊り下げたまま低空飛行するエキストラクションロープの訓練

 陸上自衛隊の習志野演習場(千葉県船橋、八千代市)で10日、陸自第1空挺団の「降下訓練始め」があった。隊員ら400人のほか航空機20機と戦車など53両が参加し、好天の下、1万1000人が見守る前でヘリからの降下訓練などを披露した。(アサヒ・コム編集部)

写真で見る降下訓練動画で見る降下訓練

 訓練ではまず、上空1400メートルを飛ぶ大型輸送ヘリCH−47(チヌーク)から偵察小隊が降下した。使用するMC−4型の落下傘はレジャー用パラシュートの2倍近い大きさがあり、操作には熟練が必要。訓練によっては高度1万メートルから酸素マスクをつけて降下し、25キロ先の地点に着地することもあるという。

 続いて空自のC−130(小牧基地)、C−1(入間基地)の両輸送機が計8回フライトし、高度340メートルから計80人の空挺隊員が次々と降下。上空は一面に開いた花のようなパラシュートでおおわれた。輸送機の速度は時速210キロ。隊員の装備は落下傘を含め80キロ余りで、着地の衝撃は2階から飛び降りるのと同程度という。

 訓練ではこのほか、AH−1攻撃ヘリなどによる敵陣への攻撃や、CH−47が最大6人の空挺隊員をロープに吊り下げたまま飛行する「エキストラクションロープ」、物資や装備の投下などの場面も披露された。

 第1空挺団は陸自の中央即応集団に所属し、自衛隊で最も精強な部隊といわれる。年初の安全祈願祭として行っていた部内行事を1974年から一般公開し、76年からは防衛庁長官(防衛相)を迎えて「降下訓練始め」として実施している。


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