滝平二郎 版画ときりえと絵本原画
1970年代に朝日新聞日曜版の「顔」を飾った滝平二郎のきりえが本になった。庶民の暮らしや昔の農村風景を詩情豊かに描き、8年4カ月もの長寿連載で人々のこころを和ませた。70〜78年に紙面連載された作品の中から70余点を集めた
『滝平二郎きりえ名作集 冬−春篇』が2月20日に発売され、懐かしい昭和の光景がよみがえる。
21日〜3月4日には千葉県の柏市民ギャラリー(柏高島屋ステーションモールS館8階)で、「滝平二郎の仕事展」が開催されている(一般500円、中学生以下無料)。版画家として画業をスタートしたころの作品から日曜版も含めたきりえ、絵本原画まで、未公開作品を含む100点が展示されている。制作時に切り抜かれるため通常は残らない下絵が先ごろ自宅から大量に発見され、下絵と完成した作品を並べて展示する試みで、滝平の細やかな技に接することができる。
きりえ名作集と展示作品の一部を紹介する(断りのないものはきりえ)。
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