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「巨匠ピカソ」
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愛の遍歴、映す 巨匠ピカソ展 東京の2会場で計230点

(2008年09月29日)

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六本木の2美術館で開催される巨匠ピカソ展のロゴマーク

 20世紀美術を代表する巨匠パブロ・ピカソ(1881〜1973)の回顧展が10月4日〜12月14日、東京・六本木の二つの美術館で同時開催される。国立新美術館で約170点、サントリー美術館では約60点が展示され、国内最大級のピカソ展となる。

 国立新美術館の「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」展では、初期から晩年までの画業を振り返る。青の時代からキュービスム、新古典主義、シュールレアリスムへの変遷を一望できる。

 ピカソが愛した妻や恋人の遍歴を、作品を通じてたどるのも楽しみ方の一つだろう。ピカソはモデルとなる女性によって作品のスタイルを変え、作風が変わる背後には必ず女性がいたといわれる。

 色と形が印象的な「ドラ・マールの肖像」のモデル、ドラ・マールは写真家だった。ピカソの大作「ゲルニカ」の制作過程を撮影したことでも知られる。黒い髪とくっきりとした目、長いつめが特徴的で、異国的な雰囲気がある女性だったという。ピカソが妻オルガと事実上離婚し、若い恋人のマリー=テレーズとの間に娘が生まれた直後、友人の紹介で知り合ったといわれる。

 「マリー=テレーズの肖像」も同じ会場に並び、女性の肖像を見比べることができる。

 「愛と創造の軌跡」展の問い合わせはハローダイヤル(03・5777・8600)、サントリー美術館の「魂のポートレート」展の問い合わせは同館(03・3479・8600)へ。


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