夜空を見上げると、タイムスリップできるんです――。天文台に来た小学生がそう言って望遠鏡に見入っていた。500光年の彼方(かなた)にある星の光は、500年前に放たれたものだ。さあ、宙(そら)を見上げ、時空の海にひたってみよう。
■一期一会にときめき 岡崎・美合小学校長の藤井哲也さん(59)
校長室の壁には天体写真がずらり。百武彗星(すいせい)、皆既日食、オーロラ……。「今しか見えないものに出会いたい」と、瞳をキラキラさせる。
「今晩、土星が見えるよ」。小学5年生のころ、担任の先生の何げない一言が少年の心に火を付けた。「どこにあるんだろう?」。学校にあった天体望遠鏡や父親のカメラに望遠レンズを付けて星空を眺めだした。撮影写真を天文雑誌に送ったら入選。ますます夢中になった。
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