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東京都議選2005

民主伸び第2党に 自民後退50議席割る 東京都議選

2005年07月04日

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自民党本部の選対本部で言葉を交わす武部勤幹事長(左)と与謝野馨政調会長=3日午後11時43分、東京・永田町で

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初当選を喜ぶ民主党の松下玲子氏と菅直人前代表=3日午後11時17分、東京都武蔵野市で

 東京都議会議員選挙(定数127)は3日投開票された。民主党が現有19議席から35議席まで伸ばし、「都議会第2党」になった。自民党は現有51議席を守れず48議席にとどまった。公明党は全員当選の23議席を維持。共産党は13議席、東京・生活者ネットワークは3議席にそれぞれ減らした。03年衆院選、04年参院選で躍進した民主党の勢いが維持され、二大政党化の流れが定着しつつあることを裏付けた。ただ、石原慎太郎知事の与党である自民・公明が過半数を占めたことから、今後の都政運営には大きな変化はないと見られる。投票率は43.99%(前回50.08%)で、過去2番目の低さだった。

 各党とも次期衆院選に向けた中間選挙と位置づけて、国政選挙並みの態勢で臨んだ。石原慎太郎都知事の都政運営に対する各党の姿勢も争点の一つになった。

 民主党は目標の30議席を5議席超え、公明党に代わって都議会第2党になった。昨夏の参院選比例区では、都内で自民党を68万票余り上回る約215万票を獲得しており、その勢いを都議選にも生かそうとした。定数4以上の選挙区で複数擁立を積極的に進め計51人を立てた。選挙戦を通じて同党候補者同士が激しく競り合う中で票を掘り起こし、5選挙区で複数当選を果たした。

 自民党は、前回は小泉ブームで55人中53人が当選したが、ブームが去った今回は「現有51議席が勝敗ライン」(八代英太同党都連会長)の「守り」の選挙になった。

 民主党が候補者を大幅に増やしたことで危機感を募らせ、石原知事も選挙中の5日間、自民党ばかり20人の候補を回り支援した。都議選では初めて公式に公明党から推薦や支持を受け、自公連立の実績を強調した。しかし、無党派層からの支持が減り、各選挙区で苦戦した。前回は42選挙区中35選挙区でトップ当選したが、今回は17選挙区にとどまった。

 第2党だった公明党は前回と同じ選挙区に同数の23人を立て、目標通り全員当選を果たした。ベテラン議員が相次いで引退。9人が新顔で世代交代が課題になったが、支持母体の創価学会が組織をあげて浸透をはかった。

 共産党は二大政党化の流れの中で、ここ数年の国政選挙で苦戦が続いてきた。今回も全選挙区で候補者を立て、「福祉の切り捨てだ」などと石原都政批判を展開したが、支持を伸ばすことはできなかった。

 東京・生活者ネットワークは「市民力」を政策のテーマに掲げ、現有6議席からの上積みを目指した。国会議員がいない地域密着型の政治を訴えたが、自民、民主の激しい競り合いの中で相次いで議席を失った。

 女性は前回の19人から22人に増えた。


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