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給付金 攻める民主、応じぬ首相 国会論戦第1ラウンド(1/3ページ)

2009年1月9日7時57分

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写真衆院予算委員会で質問する民主党の菅直人代表代行=8日午後、河合博司撮影

写真衆院予算委員会で、民主党の菅直人代表代行の質問に答える麻生首相=8日午後、河合博司撮影

 国会攻防の第1ラウンドが始まった。民主党は8日の衆院予算委員会で、第2次補正予算案からの定額給付金分離を求め、麻生首相の発言のブレを攻撃。与党も応戦したものの、足並みの乱れを露呈させた。(北沢卓也、餌取稔也)

 ■「あいまい戦術」が格好の攻撃材料に

 「これが政治のリーダーのやることですか? 定額給付金の性格が国民に説明できないじゃないですか」

 民主党の菅直人代表代行は定額給付金に狙いを絞り、この問題で30分間、首相を追及。「(裕福な人が)『1万2千円ちょうだい』と言うのはさもしい」と昨年12月に発言した首相が、「その時に判断する」との答弁に変わった矛盾をひたすら突いた。

 首相は「景気の状況が変わり、生活給付金と消費促進の色合いの両方が出てきた」と説明。一方、「個人の判断を私の命令で縛るのはいかがなものか」とも述べ、自分の対応を明かすことが国民の判断に影響を与えかねないなどとして、自らが受け取るかどうかについては答弁を避け続けた。

 首相周辺はこうした姿勢について、「さもしい」とまで言った心中は変わらず、「受け取らない」と見ている。ただ、菅氏にすれば、そんな「あいまい戦術」は、方針が二転三転する定額給付金の迷走ぶりを浮き彫りにする格好の攻撃材料となった。

 「(首相は対象を)全員と最初に言い、高額所得者は遠慮してもらいたいと言い、また今は全員と言い、しかし、『さもしい』と言ったこともあって、ご本人はどうするかわからない。そんな説得力のないことがあるわけない」

 与党から激しいヤジを浴びても「菅節」は止まらず、「私、待ちますから。ゆっくり考えて下さい」と質問席に座り込む場面もあった。

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