米軍岩国基地のある山口県岩国市の市長選は29日、投開票され、現職の福田良彦氏(41)が、空母艦載機部隊の岩国移駐に反対する元職の井原勝介氏(61)と新顔で共産推薦の吉岡光則氏(66)=いずれも無所属=を破り、再選を果たした。投票率は64.01%。
岩国基地には、米軍再編に伴って2014年までに艦載機部隊が厚木基地から移駐して来る予定。福田氏は受け入れについて国と協議する姿勢を示し、他の2氏は反対の立場だった。
当選を決めた福田氏は、事務所で万歳三唱の後、「今回は身近な生活問題を中心に訴えた。もう対立はいらない。一緒に夢と希望が持てる岩国をつくっていきましょう」と呼びかけた。艦載機移駐については「騒音など市民の負担を軽減するよう県と連携していきたい」と話した。