野田政権は1日、民主党がめざす新たな年金制度案に必要な財源の試算について、再計算したうえで公表する方針を固めた。政権は昨年春にまとめた試算を当面公表しない方針を決めたが、野党は態度を硬化。消費増税をめぐる与野党協議が一層難しい状況になっており、新たな試算をまとめて公表する姿勢に転じた。
藤村修官房長官は午前の記者会見で、3月末に予定している消費増税法案の提出前の公表の可能性を問われ、「(民主)党で公表する考えがあると聞いている」と述べた。だが、党幹部は「4〜5カ月かかる」と述べており、公表時期については、官邸と民主党の調整がついていない。