静岡県島田市が被災地がれきの試験焼却に踏み切ることにからみ、細野豪志環境相は3日、大臣、副大臣ら同省幹部と来客用のお茶を、大手製茶メーカーの製品から島田市産に切り替えたことを明らかにした。細野環境相は閣議後、「市長の決断に敬意を表したい。元々はコーヒー党だが、今はもっぱら島田市のお茶を飲んでいる」と述べた。
同省によると、島田市産のお茶購入は1月12日からスタート。職員の自己負担でお茶を購入している各部局にも、協力を呼びかける。島田市産の農産物に対する風評被害を払拭(ふっしょく)する狙いもあるという。
環境省が旗を振る宮城、岩手両県のがれきの広域処理は放射能汚染の懸念が強く、実際には東京都、山形県しか協力していない。細野環境相は「安全確保を含め、あらゆる取り組みについて(島田市を)サポートしたい」と話した。(岩井建樹)