渡辺周防衛副大臣は4日午前、沖縄県宜野湾市長選(5日告示)への投票を呼びかける「講話」をした沖縄防衛局の真部朗(まなべ・ろう)局長の行動について「(投票先を)誘導したのではないかという指摘があり、否定できない」と述べ、更迭や処分を引き続き検討していく姿勢を強調した。民放テレビ番組で語った。
渡辺氏は番組終了後、防衛省が3日に真部氏の処遇をめぐる結論を先送りしたことについて「しっかりと調べないといけない。先送りとか、何か事なきにしようということではない」と記者団に説明。「構造的な問題も含め、指摘されている疑問を可能な限り調べたい」と語り、自民党政権時代にさかのぼって組織的な投票呼びかけの実態を調べる考えも示した。
一方、日米両政府が在沖縄海兵隊8千人とその家族をグアムに移転させる日米合意の見直しを協議していることについて、「(沖縄県の)米軍普天間飛行場の固定化につなげないことは大前提だ。海兵隊の8千人の転出については当然のことながら訴えていく」と語り、普天間の県内移設方針に変わりはないとの認識を示した。