厚生労働省は6日、国民年金の保険料を前払いすると割引になる制度を、口座振替の場合に限り、いまの最大1年分から2年分に広げ、割引率も大きくする方針を決めた。システム改修などをした上で、早ければ来年4月から実施する。6割まで落ち込んでいる保険料の納付率引き上げにつなげたい考えだ。
この日の社会保障審議会年金部会に見直し案を示した。国民年金の保険料は月1万5020円(2011年度)で、口座振替で前払いすると、1カ月分で50円(割引率0.3%)、6カ月分で1020円(同1.1%)、1年分で3780円(同2.1%)を割り引く制度がある。現金での前払いは6カ月分と1年分に限られ、割引率も口座振替より小さい。
厚労省はこれらに加え、口座振替の場合に限って、新たに2年分の前払いを認める方針。その場合1万4340円(同4%)を割り引く考えだ。