2012年度予算案の審議が9日、衆院予算委員会で始まった。玄葉光一郎外相は在日米軍再編見直しの日米協議について「(日米が合意した)2006年のロードマップの修正も検討していく」と述べたうえで、ロードマップをもとに日米間で結ばれた条約「グアム協定」の見直しも検討する考えを示した。
ロードマップは沖縄の海兵隊約8千人のグアム移転と日米の経費分担や、普天間飛行場移設との関連を明記。今後の日米協議で見直しが確定すれば、それを反映した条約の批准のため今国会で審議される可能性がある。野党は「普天間が固定化する」と反発しており、審議は難航しそうだ。
一方、細野豪志原発相は東日本大震災で大量に出た災害廃棄物の受け入れが他の自治体で進むように、放射性物質が含まれることへの住民の不安を和らげる対策として「身近な市町村、住民が直接(放射線量を)はかることが安心につながる」として、住民参加で放射線量を測定する仕組みをつくる考えを示した。
いずれも民主党の前原誠司政調会長の質問に答えた。