野田佳彦首相は26日、就任後初めて沖縄県を訪問した。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設問題で迷走した民主党政権への不信感を払おうと、地元が滑走路の早期増設を望む那覇空港や、ひめゆり平和祈念資料館などの戦跡を見て回った。夜には仲井真弘多(ひろかず)知事と非公式に会食した。
沖縄訪問について、首相は「適切な時期を見極める」としていた。今月8日に日米両政府が在沖米海兵隊をグアムに先行移転する基本方針を発表したことで、「沖縄の負担軽減」をアピールできると踏んで、今回の訪問を決断した。
首相は仲井真知事との会食を前に、記者団にこう語った。「これまでのおわびと、日米協議に対する私の決意、沖縄振興の取り組みの現状などを説明したい」