大阪市の橋下徹市長は28日、政治倫理条例に基づき、昨年12月19日の就任時の資産を公開した。大阪府豊中市の自宅マンションや、貯金、金銭信託などで資産総額は5365万円だった。資産の報告書は28日から市役所4階の総務局で閲覧できるほか、市ホームページにも掲載している。
報告書によると、マンションの固定資産税の課税標準額は、土地が136万2678円、建物が1277万2467円。貯金は913万1千円で、金銭信託が1936万8009円あった。普通、小型の自動車が各1台と、ゴルフ場会員権を所有していた。自らが代表を務めている法律事務所への貸付金が1102万1562円あり、借入金はなかった。
公開は、国会議員の資産公開法をモデルにした市の条例に基づく。同法では普通預金や家族名義の資産などは公開対象外。橋下氏は28日、「あらゆる資産を基本的には全部出さないと」と述べ、政治資金の情報開示の範囲拡大に向けたルール化が必要との考えを示した。一方で、「ルール化されていない段階で僕1人が全部出すのは勘弁してもらいたい」とし、任意での開示は否定した。