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原発事故時、自衛隊ロボで国際支援 防衛相が構想表明

2011年6月4日18時59分

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 北沢俊美防衛相は4日、シンガポールで開催中の「アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)」(英国際戦略研究所主催、朝日新聞社など後援)で講演、自衛隊が原発事故に対応できるロボットを保有し、国際的支援を行う構想を表明した。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故では、米国製の遠隔操作ロボットが原子炉建屋内に入り内部の放射線量を測定するなどした。原発事故の事態悪化に備えて来日していた米海兵隊の核・生物・化学兵器対応専門部隊(CBIRF)も、ロボットを装備している。

 防衛省は、ロボットを保有することになれば、国際的協力にも役立てたい考えだ。北沢氏は「いつ起きるかわからない災害に対応するためには、年間を通じて常時訓練ができる軍事的な組織の中で生かすべきだ」と語った。すでに第2次補正予算案に調査費を盛り込むよう検討を始めている。

 また、原発対応や周辺住民の避難などのため福島第一原発周辺に派遣された自衛隊の医官を、国際原子力機関(IAEA)に派遣する方針も打ち出した。今回の事故から得た経験を国際社会で共有する狙いだ。

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