2009年6月15日21時41分
麻生内閣の支持率
朝日新聞社が13、14の両日に実施した全国世論調査(電話)によると、麻生内閣の支持率は19%で、前回調査(5月16、17日)の27%から急落した。支持率が20%を割ったのは3月上旬以来。不支持は65%(前回56%)だった。また、「民主党中心の政権に代わるのがよい」との意見が52%と初めて5割を超え、「自民党中心の政権」を支持する23%を大きく引き離すなど、民主の好調が目立つ結果となった。
麻生内閣の支持率は2月19、20日の調査で13%と最も低くなったものの、民主党の小沢一郎前代表の秘書が起訴された後に徐々に持ち直し、4月の調査で26%まで回復。鳩山氏が代表に就いた直後の前回調査も27%だった。ところが今回は前回と比べ、自民支持層でも69→57%、無党派層では17→10%と大きく下げた。女性の支持は16%で、これも前回26%から落ち込んだ。
望ましい政権の形が「民主中心」とする意見は前回45%からさらに上昇し、「自民中心」との差は、麻生政権になってから最大に広がった。
政党支持率は民主29%、自民22%(前回民主26%、自民25%)。「いま投票するなら」として聞いた衆院比例区の投票先も民主43%、自民23%(同民主38%、自民25%)で、両者の差が最も開いていた2月時点と同様の数字だ。
麻生首相と民主党の鳩山代表とでどちらが首相にふさわしいかの問いでは、鳩山氏42%、麻生氏24%(同40%対29%)と大きな差に。両者の「指導力」の比較では鳩山氏46%、麻生氏23%、「国民感覚」では鳩山氏56%、麻生氏16%と、いずれも鳩山氏が圧倒した。
麻生内閣の景気対策については「評価する」が26%で「評価しない」が62%、定額給付金については「評価する」33%、「評価しない」60%と、ともに不評で、景気対策や給付金支給を支持回復の足がかりとしたい麻生首相にとっては、厳しい結果だ。