2009年6月26日3時12分
大阪府の橋下徹知事は25日夜、衆院選をにらんで横浜市の中田宏市長らとつくる首長連合について「僕は自治体の長による政党を目指していく」と語り、地方分権を旗印にした新党結成を視野に入れていることを明らかにした。朝日新聞の取材に答えた。
橋下知事によると、24日夜、中田市長や松山市の中村時広市長らと首長連合について協議した際、橋下知事と神奈川県開成町の露木順一町長が新党構想を提案。露木町長によると「新党をつくり、宮崎県の東国原英夫知事を我々のシンボルとしたらどうか」と提案したが、中田、中村両市長は「簡単にはいかない。長い目で見るべきだ」と慎重姿勢を示したという。
橋下知事は新党について「地方分権党」というイメージとしたうえで、「地方の政治を考える党。国会議員を擁する政党とは一線を画する。僕と露木町長はそういう考えだけど、賛同者はまだゼロ。まさに今日から」と語った。
首長連合にはこれまで約20人が賛同している。東国原知事も自民党からの衆院選立候補が実現しなければ、首長連合に参加する意思があることを明らかにした。
また、25日には自民党の中川秀直元幹事長が都内で橋下知事と会い、霞が関改革と地方分権で連携を打診。中川氏は「橋下知事の動きは、次の選挙に一定の影響を及ぼすと思う」と報道陣に語った。
一方、大阪市の平松邦夫市長は同日、橋下知事から最近「一緒にやりましょうよ」と誘われたことを明らかにしたうえで「何をしたいのか見えない。一緒には乗れない。影響力があるだけに慎重に行動してほしい。焦るな、橋下さん」と話した。