2009年7月1日23時28分
大阪府の橋下徹知事は1日、府内の市町村長に対し、地方分権推進のための「首長連合」への参加を呼びかけた。府内43市町村長のうち24人の首長が出席し、趣旨に賛同する意見はあったが、衆院選で支持政党を表明することに賛意を示す声はほとんどなかった。橋下知事は「府内の首長との支持政党の表明は無理です」と報道陣に語った。
会合は橋下知事が呼びかけた。冒頭、橋下知事が「分権を進めるには、地方は国に対する圧力団体になるべきだ。そのために必要なパワーは、選挙で応援するかしないかに尽きる」と持論を展開し、共闘を要請した。
首長からは、地域で地方分権に取り組むことについては合意が得られたが、支持政党の表明に賛同したのは2人だけ。会合は非公開だったが、出席者によると、柏原市の岡本泰明市長と千早赤阪村の松本昌親村長が賛同したという。会合後、貝塚市の吉道勇市長は「地方自治体では市民党的な立場でやっている」、池田市の倉田薫市長は「支持政党が政権与党にならないリスクがある」と語った。
橋下知事は「グループの人数を増やしていくことも考えないといけない」としながらも、「支持政党の表明は撤回しない。賛同してくれる人を探している」と強調した。