愛知県議2人が、調査研究のために支給される政務調査費を国会議員の政治資金パーティーの参加費用に充てていた問題で、新たに自民党と減税日本の県議5人が同様に政調費を充てていたことが2012年度の政調費収支報告書でわかった。いずれも支出を認め、返還の方針を示している。
政調費を充てていたのは、自民の杉浦孝成(たかしげ)、須崎幹(かん)、鈴木喜博(よしひろ)、減税の宮地美角(よしずみ)、錦見輔(にしきみたすく)の5議員。
杉浦県議は、昨年5月にあった大村秀章愛知県知事のパーティーに出席。2万円の費用のうち2千円を政調費から支出した。杉浦県議は「認識が甘かった」と話した。須崎、鈴木両県議は、いずれも国会議員のパーティー券に政調費2万円を充てていた。須崎県議は「スタッフへの指示のミス」、鈴木県議は「党幹部の話があり、研修の一環と考えた」と説明している。
減税の2議員は、ともに党代表の河村たかし名古屋市長のパーティーに出席。宮地県議は、1万円の費用全額、錦見県議は半額の5千円を政調費から支出していた。宮地県議は「誤って政調費を充ててしまった」、錦見県議は「地方議員と意見交換ができると考えた」と説明した。
愛知県議会では、政調費を政党活動や選挙活動と認められる経費には充てられないと定めている。
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朝日新聞官邸クラブ