日本と北朝鮮の外相が2日、ブルネイで開かれた東南アジア諸国連合地域フォーラム(ARF)に出席し、北朝鮮の朴宜春(パクウィチュン)外相は「拉致問題は解決済み」と述べた。これに対し、岸田文雄外相は「事実に反する。安倍内閣で解決する」と反論。双方の隔たりの大きさが改めて露呈した。
昨年11月の政府間協議でも北朝鮮は「拉致問題は解決済み」と主張したが、日朝間の懸案として対話を続けることは認めていた。政府間協議は北朝鮮による12月の長距離弾道ミサイル発射により中断。5月には飯島勲内閣官房参与が訪朝し、拉致被害者全員の即時帰国などを要請している。朴外相の発言に、菅義偉官房長官は2日の記者会見で「いつもの発言」と語るにとどめた。(バンダルスリブガワン)
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朝日新聞官邸クラブ