愛知選挙区は改選数3をめぐり、現職と新顔の計10人が立候補を届け出た。
特集:2013参院選昨年末の衆院選で、比例復活も含め小選挙区に立候補した15人が全員当選した自民。今回の参院選は新顔の酒井庸行氏(61)に絞り、昨年末の勢いを駆ってトップ当選を目指す。
名古屋市中区の大須観音で開いた出陣式で、酒井氏は「アベノミクスの実行力によって、素晴らしい経済効果が出ている。これを実感あるものにするのが自民党の責務だ」と気勢を上げた。
一方、野党側はアベノミクスの負の側面のほか、憲法改正や原発再稼働の是非を問いかけた。
民主現職の大塚耕平氏(53)は、愛知県豊橋市のJR豊橋駅前で第一声を上げた。日本銀行での勤務経験に触れて「日銀の金融政策だけで、積年の課題である社会保障や産業政策などが手品のように片付くわけではない」と訴えた。
みんなの党新顔の薬師寺道代氏(49)は、名古屋市西区の選挙事務所前で「増税の前にやるべきことがある。襟を正すべきは官僚と政治家。票が欲しい、お金が欲しい、がいつまでも続いている」と指摘。共産新顔の本村伸子氏(40)は、名古屋市の繁華街・栄で「消費増税ストップ。年金引き下げをやめる。庶民いじめの政治は絶対に許すわけにはいかない。自民党の悪政に体を張って対決し、憲法9条を守り抜く」と声を張り上げた。
他の候補者も、届け出を済ませると名古屋市内で第一声を上げた。社民新顔の伊藤善規氏(64)は「憲法を守り、原発を廃炉に追い込む決意で選挙戦を戦う」。みどりの風現職の平山誠氏(61)は「原発の拡散、再稼働を許さず、若い人や女性が活躍できる社会を目指す」と語った。
日本維新の会新顔の近藤浩氏(52)は「介護福祉士として高齢者の悩み、家族の苦しみを聞いてきた。手厚く手助けする介護保険制度になるよう、改革を進める」。減税日本新顔の宇田幸生氏(40)は「税金を払っている者が苦労して、税金で食べている者が楽をするのではいけない。国政に行き、この小さな火を大きな火に変えるのが使命だ」と強調した。
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朝日新聞官邸クラブ