改選数5の東京選挙区は午後1時までに20人が立候補し、激戦となる。
特集:2013参院選2議席獲得を目指す自民は、現職の丸川珠代氏(42)が新宿区で第一声を上げた。「アベノミクスに成功し、もう一度世界で輝く国になるか。その分かれ目が今回の参院選」
安倍政権の高い支持率のなか、6月の都議選では候補者59人全員が当選。ただ、一時1万5000円を超えた日経平均株価は乱高下を繰り返し、「まだ評価の途中」と気を引き締める。
もう一人の自民現職、武見敬三氏(61)は比例区から転身。「アベノミクスによる経済活力と、健康長寿社会による社会活力の回復をめざしていく」と訴えた。
公明現職の山口那津男氏(61)は党代表として埼玉県の大宮駅前で応援演説。「国会のねじれが最大の焦点。なんとしても解消させて下さい」。選挙中も都外での応援演説が多く、都議選で23人全員が議席を守った都議らが支持を固める。
勢いを見せる政権与党に対し、民主は公示2日前、公認していた現職2人のうち、1人の公認を取り消した。都議選で2人擁立した選挙区で共倒れが相次いだことや、情勢調査結果を踏まえた。
「自民の暴走に歯止めをかける」。民主現職の鈴木寛氏(49)は新宿駅東口で訴えた。「一本化しても厳しい戦いに変わりない」と危機感を募らせる。
無所属での立候補となった現職の大河原雅子氏(60)は巣鴨で「無所属の立場でも安倍政権の危うさは問い続けたい」と訴えた。菅直人元首相らが支援し、民主は「分裂選挙」となる。
都議選で34人を立てながら2議席にとどまった維新の新顔小倉淳氏(55)は石原慎太郎共同代表と有楽町駅前に立ち、「参院を良識の府として変えていかないといけない」と訴えた。
みんなの党の新顔、桐島ローランド氏(45)は港区で「古い政治を変える」。都議選では擁立した20人中7人が当選。都市部の無党派層への支持拡大を図る。
都議選で議席を倍増させた共産は、新顔の吉良佳子氏(30)が東京選挙区で12年ぶりの議席獲得を狙う。志位和夫委員長と並んだ新宿駅西口で「安倍政権の暴走に対案を示し、真正面から対決しているのは共産党だ」と訴えた。護憲や脱原発を前面に出していく。
脱原発を掲げるみどりの風の新顔丸子安子氏(45)は浅草で「放射能の不安を見過ごせない」。無所属新顔の山本太郎氏(38)は新宿駅西口で「原発はいらない」と第一声をあげた。原発問題に論点を絞り、生活の党や社民党の応援を受ける。このほか、無所属新顔の中松義郎氏(85)らが立候補した。
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朝日新聞官邸クラブ