愛知県議会の臨時議会は14日、大村秀章知事が提案した震災がれき受け入れに向けた地元説明会など約7千万円の関連予算案を全会一致で可決した。大村知事は終了後の記者会見で、可決された予算をもとにがれき受け入れの態勢づくりを進める意向を表明。ただ、今回の再議騒動には「県民不在」との批判も出た。
臨時会の終了後、大村知事は県庁内で会見を開き、「修正議決は否決され、(原案可決という)適切なご議決をいただいた」と強調。その上で「予算が可決されたので、がれき受け入れの全体像をつくって説明会などを進めたい」と語った。県は現在、県内の自治体にがれきの試験焼却ができるかどうかを問い合わせており、8月中旬にも自治体の対応をまとめる。
6月の定例議会で、過半数を握る最大会派の自民党県議団は、知事提案の予算案から1457万円分を減額修正し、可決させた。だが、大村知事は議決をやり直す再議を求め、修正議決はこの日の臨時会で可決に必要な3分の2以上の賛成に届かず、否決された。自民はその後、知事提案の採決で賛成に回った。