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政府は、海上保安庁の北村隆志長官(59)の後任に佐藤雄二海上保安監(59)を充てる人事を内定した。近く閣議で正式に決める。海保長官にはこれまで国土交通省(旧運輸省)のキャリア官僚が就いており、現場を担う海上保安官出身者の就任は初めて。政府高官によると、現場の士気を高めたいという安倍晋三首相の意向が働いたという。
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で中国公船の領海侵入が続くなか、海上警備に精通した佐藤氏が適任と判断した。佐藤氏は南西諸島方面を担当する第10、11両管区にも勤務経験がある。4月に海保ナンバー3の警備救難監に就き、5月にポストの名称変更で初代の海上保安監となった。
首相は17日に尖閣周辺を警備する第11管区の石垣海上保安部を初視察し、職員らに「我が国の領海警備をめぐる環境は厳しさを増している」と強調していた。
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朝日新聞官邸クラブ