安倍政権の信を問う第23回参議院選挙が21日投開票された。自民党は選挙区、比例区ともに順調に議席を伸ばし、大勝した。公明党と合わせ全議席の過半数を獲得し、国会で衆参の多数派が異なる「ねじれ」状態は3年ぶりに解消した。
【号外】自公圧勝、衆参過半数参院選特集ページはこちら自民党は小泉政権で大勝した2001年参院選の65議席(追加公認含む)に並んだ。選挙区で負けたのは岩手と沖縄のみ。31の1人区で29勝2敗と圧勝した。2人擁立した3人区の千葉、5人区の東京を含め、複数区では完勝した。比例区でも得票率で他党を引き離し、01年の20議席にあと2議席まで迫った。
公明党は候補を擁立した東京、神奈川、埼玉、大阪の4選挙区すべてで議席を得て、比例を含めると前回10年の9議席を上回った。
一方、民主党は結党以来最低だった01年の26議席を大幅に下回った。1人区で公認した19人が全敗。自民と議席を分け合っていた2人区でも宮城、京都、兵庫で競り負けた。比例では1桁に落ち込んだ。
日本維新の会は大阪と兵庫で議席を得るなど、改選の2議席は上回ったが、伸び悩んだ。みんなの党は宮城と埼玉、神奈川、愛知で議席を獲得した。
共産党は12年ぶりに選挙区で議席を獲得し、東京と京都、大阪で当選を決めた。比例区でも躍進した。
参院選は選挙区73と比例区48の121議席を巡って争われた。投票率は52・61%(朝日新聞社集計)で前回を5・31ポイント下回った。
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朝日新聞官邸クラブ