【北京=奥寺淳、ソウル=中野晃、ワシントン=大島隆】21日に投開票された参院選で、海外メディアも与党の大勝を相次いで報じた。
参院選特集ページはこちら中国国営新華社通信は日本時間午後8時すぎ、「自民・公明が圧倒的勝利」と速報。中国で今回の選挙結果への関心は高く、国営の中国中央テレビは投票の最中も特集番組を流し続けた。最も注目するのは憲法改正の行方。同テレビ記者は東京からの生中継で「憲法改正の動きを速めるだろう」と伝えた。
中国では、96条が改正されれば9条の改正が現実味を増し、国防軍の創設に道を開くとの見方がある。同テレビは特集で「日本は平和憲法というガラスの瓶に閉じ込められていたが、改憲でガラスが打ち破られればアジア太平洋地域に破壊的な作用を起こす」とする評論家の意見を紹介した。中国社会科学院日本研究所の李薇所長は「9条改正は侵略を受けた国にとってとても神経質になることなので、周辺国に理解してもらう努力が必要だ」と指摘する。
また、「安倍晋三首相が靖国神社に参拝したら、中日関係はしばらく修復不能になる」(外交当局者)との見方が強く、今後の動向を注視している。
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朝日新聞官邸クラブ