神奈川県鎌倉市が今年度、国から普通交付税を受ける交付団体になることが23日決まった。制度が始まった1954年以来初めて。高齢者の社会保障費の増大などが原因という。
会見した松尾崇市長は「財政的体力が落ちている。より効率的行政運営に取り組んでいかなければならない」と述べた。
行政サービスに必要な需要額約256億円に対し、2億円余の財源不足とされ、2065万円が交付されることになった。昨年度の市税収入は345億円で2003年度と比べてほぼ横ばい。だが、社会保障費が128億円から206億円に増大したことなどが影響した。
県によると、清川村も新たに交付団体になった。一方、不交付団体は、藤沢市と中井町が新たに加わり、厚木市と箱根町と合わせて4市町。県内市町村への交付額は計636億8千万円で、昨年度とほぼ同額だった。
また、県への交付額は約603億5千万円で、昨年度より3割減った。県は「職員の給与カットで需要が減り、法人税が伸びたため」としている。
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朝日新聞官邸クラブ