民主党の前原誠司前外相(49)は23日、自らのグループの総会で「日本の危機を救う。挙党一致で国難を乗り越えていく先頭に立たせていただきたい」と述べ、菅直人首相の後継を選ぶ党代表選への立候補を正式に表明した。小沢一郎元代表は同日、グループ会合で一致結束して臨むことを確認。党内最大勢力の小沢氏のグループの動向次第では、有力候補の前原氏と小沢氏が推す候補との間で党を二分する激戦になる可能性がある。
前原氏は、主要政策に持論である経済成長を掲げ、「日本が危機を乗り越えるために、経済成長を成し遂げ、その果実を震災復興に充てていく政治が必要だ」と強調。原発事故への対応や新たなエネルギー政策への転換の必要性を訴えた。
また、前原氏は「党内でもめ事ばかり起きていると国民に思われている。リセットして、全員野球で日本を元気にしていく」とも語った。総会終了後、記者団に、小沢氏対反小沢氏という対決構図を「乗り越えなければならない。小沢史観から脱却しなければならない」と強調。ただ、小沢氏の党員資格停止については「現執行部が決定したことを尊重する考えで党が結束すべきだ」と述べ、改めて解除に反対した。