小宮山洋子厚生労働相は3日、阿曽沼慎司事務次官(61)が退任し、後任に金子順一・労働基準局長(58)が就く人事を固めた。2006年9月以来、旧厚生省出身の事務次官が4人続いたが、6年ぶりの旧労働省出身の事務次官になる。すでに首相官邸側にも伝え、近く発令する。
次官級の太田俊明・厚生労働審議官(61)の後任には大谷泰夫・医政局長(59)を充てる。官房長には二川一男・総括審議官(55)が就く。また郵便不正事件で逮捕され、裁判で無罪が確定した村木厚子・内閣府政策統括官(56)=共生社会政策担当=が、生活保護などを担当する社会・援護局長で戻る。
阿曽沼氏は74年に旧厚生省に入り、官房長や社会・援護局長を経て、2010年に事務次官に就いた。金子氏は76年に労働省に入り、官房長を経て、08年から現職。消費増税と社会保障の一体改革関連法が成立したことを受け、人事を刷新することになった。