中国の建国記念の日「国慶節」を祝う式典が1日、横浜市中区の横浜中華街のホテルで開かれた。尖閣諸島の問題を巡り、来賓の程永華(チョンヨンホワ)・中国大使と黒岩祐治・神奈川県知事が意見をぶつけ合う一幕もあった。
横浜市内に住む中国大陸系の華僑でつくる横浜華僑総会の主催。両国の国旗が掲げられた会場で、横浜華僑総会の謝成発会長は、反日デモの一部が暴徒化したことを「行き過ぎた行動」と指摘し、「日本に生活基盤を持つ華僑華人は日本の方と同じように心を痛めている。本当に遺憾に思う」と訴えた。
これに対し、程大使は「(島の国有化は)中国人の感情を著しく傷つけ、中国は強く反応せざるを得なくなった」とあいさつ。「日本は中国の領土と主権を損なう間違いを正し、両国関係が安定軌道に戻る努力をすべきだ」と語った。