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田中真紀子文部科学相は2日、幹部職員約300人を集め、就任のあいさつをした。「極めて慎重に、よく心耳(しんじ)を澄ませて、みなさまの声を聞きたい」と述べるなど、「慎重に」を連発。かつて官僚と激しく対立した高飛車ぶりは影を潜め、職員も驚くほどの「安全運転」で発進した。
田中文科相は、前任の平野博文氏から大学改革など約50項目の引き継ぎを受けた後、あいさつに立った。
冒頭で、いじめやエネルギーの問題、大学改革などの課題に触れ、「みなさまの専門家としての知識をフル動員しないと何もできません」と職員を持ち上げた。「やりがいのある役所にうかがえるのを光栄に思うし、緊張もしています」とも言い、控えめな笑顔を見せた。