消費者庁に1日付で発足した消費者安全調査委員会(消費者事故調)は3日、初会合を開き、委員長に畑村洋太郎・東大名誉教授を選んだ。調査対象を選ぶための判断基準も決めた。今後、身近な暮らしの中で起こる事故の原因を調べ、再発防止につなげる活動を本格化させる。
委員は安全工学や行政法などが専門の有識者7人。畑村氏は東京電力福島第一原発の事故を検証した政府の事故調査・検証委員会の委員長を務め、「失敗学」の提唱者としても知られる。初会合では「事故やトラブルで苦しむ人の視点を入れて物事を見ないと、本当のことは見えない」とあいさつした。