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参院自民党の中曽根弘文議員会長は4日、幹事長に古賀派の溝手顕正元国家公安委員長(69)、政審会長に町村派の岩城光英元官房副長官(61)を起用する人事を内定した。中曽根氏は現執行部留任を探ったが、町村・額賀・古賀の3大派閥が激しく反発し、最終的に押し切られた。6日の総会で決定する。
額賀派出身の脇雅史国会対策委員長(66)は留任。自民党は党役員人事に続いて参院執行部人事でも3大派閥が要職を占め、「派閥復権」が顕著になった。
中曽根氏は昨年8月に「派閥順送り人事はしない」とし、衆院からくら替えした小坂憲次氏を幹事長、無派閥の山本一太氏を政審会長に抜擢(ばってき)。今年8月末に現執行部を留任させる人事案を参院総会に提示した。
3大派閥は反発し、小坂氏を溝手氏に交代させるよう要求。中曽根氏は受け入れず9月30日に再度総会を開き、今度は麻生派の鴻池祥肇・元官房副長官を幹事長に起用する人事案を提示。「私に対する信任、不信任くらい重いものだと思い、投票することに決めたい」と訴えて異例の採決に持ち込んだが、大差で否決された。