中国海軍の駆逐艦など7隻が沖縄本島〜宮古島間の公海上を東シナ海から太平洋へ4日に航行したことについて、森本敏防衛相は5日の記者会見で、「通常の情報収集活動をしている」としたうえで「中国海軍は2008年ごろから日本の周辺海域に複数の艦艇で出てきている。領有権の主張を示威する活動ではないか」と語った。
中国海軍の艦艇が今回のルートで確認されたのは2月以来で、9月の尖閣諸島国有化以降では初めて。防衛省幹部は5日、「中国海軍が太平洋進出を常態化させる年間計画での行動だろう。尖閣問題への直接の反応ではないが、日中間が緊張しても計画は変えない姿勢の表れだ」と語った。
玄葉光一郎外相は5日、今回の7隻について「領海に入っておらず、国内法、国際法に違反していない。尖閣(国有化)をめぐる中国独自の主張との関係も特にないと考えている」と記者団に述べた。