自民党は9日、党本部で全国幹事長会議を開いた。都道府県連幹部からは、先の総裁選で安倍晋三新総裁が地方票でトップだった石破茂幹事長を逆転したことに不満の声が相次いだ。
群馬県連の須藤昭男幹事長が「地方党員と国会議員(の意識)に隔たりがあった」と口火を切り、石川県連の紐野義昭幹事長は「地方票を計300票に抑えているのは、地方(の意向)を抑える意図が見え隠れする」と指摘した。
出席した安倍、石破両氏は答えず、菅義偉幹事長代行が「真摯(しんし)に受け止め、党の政治制度改革実行本部で検討する」と答弁。それでも「自民党が地方に立脚しているというのは幻かな、という状況だ」(宮崎県連幹部)と不満の声が続いた。