自民党の石破茂幹事長は10日、党総裁や幹事長経験者11人を訪ね、党運営や衆院解散・総選挙の取り組みなどについて指南を受けた。民主党の低迷で勢いづく自民党新執行部に、重鎮から気の緩みを戒める声も上がった。
「選挙はそんなに甘くないぞ」。そう指摘したのは、橋本龍太郎首相の退陣につながった1998年の参院選を取り仕切った加藤紘一元幹事長。「堅調という評判をうのみにして、甘い選挙をしてはいけない」と助言した。
中曽根康弘元首相は「自民党はよくここまで持ちこたえた。みんなの努力だ」とたたえる一方、「選挙はきちんとやりなさい」。
あいさつを終えた石破氏は記者団に「我が党にはありがたい先輩がたくさんいる。色々な修羅場をくぐってきた方々。経験と知恵をどのように引き継ぐかが総裁と私の責任だ」と語った。