【佐藤徳仁】野田佳彦首相の側近である民主党の近藤洋介経済産業副大臣が13日、地元の山形県米沢市に選挙事務所を開いた。側近議員が次の衆院選への準備を本格化させたことで、「年内解散」との臆測も呼びそうだ。
事務所開きには地方議員や支援者約750人が集まった。近藤氏は「首相からは『(解散時期は)嫁さんにも言わない』と言われたが、投票日は早くて12月9日だろうと思い、2カ月前に(事務所を)開くことにした」と説明。「新たな事務所での奮闘を期待したい」という首相からの祝電も紹介された。
近藤氏は野田グループ。先の代表選でも首相の陣営で中心的な役割を果たした。解散時期をめぐり、首相は8月に「近いうち」と約束したが、最近は「いずれの日にかは」と後退。民主党内でも「この時期の事務所開きは珍しい」(党関係者)という。