野田佳彦首相は17日、臨時閣議を開き、新たな経済対策を11月中に取りまとめるよう関係閣僚に指示した。景気のてこ入れへ数千億円規模になる見通しで、財源には閣議決定で使える予備費の活用も検討。協力が見通せない自公両党との党首会談を控え、牽制(けんせい)球という意味合いもある。
■自公を揺さぶる狙いも
野田首相はこの日の臨時閣議で「デフレ脱却と経済活性化に向けた取り組みを加速していくことが喫緊の課題となっている」と強調。経済対策の柱には、環境や農林漁業といった来年度予算案の重点3分野を前倒しするほか、防災や減災対策も打ち出した。