野田政権は南スーダンの国連平和維持活動(PKO)への陸上自衛隊の施設部隊派遣に向け、年内にも200人規模の先遣隊を派遣する方針を固めた。先遣隊は陸自の中央即応連隊で編成し、首都ジュバで宿営地や活動拠点づくりを担う。年明け以降に320人規模の施設部隊を派遣し、道路整備などにあたる予定だ。
政権は、11月上旬までに藤村修官房長官が閣議で派遣準備を表明する。それを受けて一川保夫防衛相が陸自に派遣準備を指示し、11月下旬にも部隊派遣の実施計画を閣議決定する。
野田佳彦首相は9月下旬の国連総会で南スーダンPKOへの派遣に意欲を表明。これまで第1次、第2次の政府調査団が現地に派遣され、比較的治安が安定しているジュバで「早期の部隊派遣や活動開始が可能」と結論づけた。政権は国際貢献に積極的な姿勢を打ち出すため、年内にも先遣隊を出し、施設部隊でナイル川沿いの港整備や道路敷設にあたる考えだ。