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民主党の中井洽(ひろし)・衆院予算委員長(70)が24日、国会内で記者会見し、次期衆院選に立候補せず、今期限りでの引退を表明した。物言う委員長として存在感を発揮している中井氏。会見でも「議会が予算を修正する制度も機会もあるのに知恵を出していない」と述べ、残る任期での国会改革に意欲を示した。
中井氏は2010年10月、予算委員長に就任。当時の菅直人首相らが野党のヤジをやめさせるよう求めても「止めても止まりませんから答弁を続けて」。柳田稔法相が「個人的」とことわって答弁すると「予算委で個人的な発言はない」と一喝したこともある。
三重1区選出で当選11回。羽田内閣で法相、鳩山、菅の両内閣で拉致問題担当相を務めた。閣僚退任後も北朝鮮と水面下で接触した中井氏は「拉致問題で自分なりに突破口を開いたが解決せず、残念で申し訳なく思う」とも語った。