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河村たかし市長、就任半年 「市議会解散」へ始動(1/2ページ)

2009年10月26日10時2分

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写真:市議会の対応を批判するための緊急会見を開き、「民主主義の崩壊」とまくし立てた河村たかし市長(左から2人目)。この会見以降、河村市長から「解散」をにおわす発言が目立つようになった=16日、名古屋市市議会の対応を批判するための緊急会見を開き、「民主主義の崩壊」とまくし立てた河村たかし市長(左から2人目)。この会見以降、河村市長から「解散」をにおわす発言が目立つようになった=16日、名古屋市

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 28日で就任半年を迎える名古屋市の河村たかし市長が、「市議会の解散」に向けて動き始めた。「河村改革」に反対を重ねる市議会に業を煮やし、解散請求(リコール)に必要な約36万5千人分の署名集めの準備を関係者に要請した。市民の支持に自信を持つ河村市長は市議会と徹底抗戦の構えだが、支持者からは「そこまで突っ走って良いのか」と慎重論も出ている。

 「行き詰まったときにワシがどうするか、腹の中では秘策を練っておる」。22日から書店に並び始めた河村市長の著書「名古屋から革命を起(おこ)す!」には、市議会の反対で公約を達成できなかった場合の対応について、意味深長な言葉で書かれている。

 関係者によると、この秘策が政令指定市では前代未聞の「リコールによる市議会解散」という。

 背景には、就任半年にして「河村改革」が行き詰まっていることがある。9月議会では「市民による議場での3分間スピーチ」「塾経営者の教育委員への登用」と、河村市長が提案した政策が立て続けに市議会から「ノー」を突きつけられた。2大公約である「市民税減税」「地域委員会」についても慎重論が根強く、先送りの姿勢が見え始めている。

 15日の市議会からの「申し入れ」も後押しした。減税条例案を審議する市議会の財政福祉委員会が「審議中の案件なので、減税実現が既成事実であるかのような広報を議会の了解なしに進めないように」との趣旨で副市長に申し入れをした。

 申し入れを受け、河村市長は緊急の記者会見を開き、「市長にしゃべるなというのは民主主義の崩壊だ」と市議会にかみついた。市議会側は「市長に『しゃべるな』とは一言も言ってない。批判はお門違い」と反発するが、河村市長は申し入れを受けてから周囲に「いよいよだ」と漏らしたという。

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