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戦争っぽい?今風? 「国家戦略局」あなたはどう感じる(1/3ページ)

2009年10月26日14時29分

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写真:「国家戦略室」の看板を除幕、握手する鳩山由紀夫首相(左)と菅直人国家戦略担当相=9月18日、内閣府、代表撮影「国家戦略室」の看板を除幕、握手する鳩山由紀夫首相(左)と菅直人国家戦略担当相=9月18日、内閣府、代表撮影

 鳩山政権が政治主導の目玉にする「国家戦略局」の名称から、どんな印象を受けますか。軍事で使われる「戦略」が「国家」と並ぶと戦時中の苦い経験を思い出す人もいれば、すでに慣用語化し日本の将来にとって必要な言葉という人も。安易な名付けに、いまだ組織の具体像が定まらない民主の拙速なやり方が透けて見えるとの指摘もある。地方版「戦略室」構想も相次ぐ。

 本紙読者投稿欄「声」に新政権発足前の9月、「国家戦略局、改名を」との投書が載った。東京都世田谷区の著述業飯田イチロオさん(64)が「何にでも『戦略』を付けることに疑問を持っている。明るい将来や夢をイメージさせる名に」と呼びかけた。

 投書を読んだ武蔵野市の主婦山本英子さん(81)も「声」への投書で「国家と戦略の響きと文字からは、戦争経験のある世代はふるえるほどの嫌悪感を受ける。民主は無神経だ」と賛同した。

 本紙「私の視点」には歌人の道浦母都子(もとこ)さんが「あまりにも威圧的で、時代錯誤の言葉」と寄稿した。「『中国残留孤児』や『後期高齢者』など政治言葉には共感できるものが少ない」というのが、道浦さんの感想だ。

 しかし、擁護の声もある。「私も軍事用語にアレルギーのある世代だが、実に適切な言葉」とは岩手県陸前高田市の大槻章吾さん(78)。「すでに慣用語になった。計画を持って成果を得るための方法で、この語は戦後の繁栄を陰で支えてきた。皮相的な感情によらず、冷静で論理的な判断が大切だ」と投稿した。

 元NHKディレクターの志村建世さん(76)も家族で話題となり、ネット上のブログに「妻が空襲体験を思い出し、違和感があると話した」ことを書くと、賛成の書き込みが相次いだ。だが、「強い言葉を使わないと戦えない時代で、私自身は理解できる。娘も今流行だと好意的で、世代別でも受け取り方がだいぶ違うようだ」とも話す。

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